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【レコメンド】SIBERIAN NEWSPAPER「HISTORIA★SIBERIANA」勝手にインタビュー。

なにやら大きい赤い缶を抱えてやってくる男がひとり。
缶の中にはたくさんの花火。夏の風物詩と誰が決めたのか。
ちょっと肌寒い日、川べりで花火をする前に、SIBERIAN NEWSPAPERの総帥・アモリさんが事務所に立ち寄ってくれました。

SIBERIAN NEWSPAPERのニューアルバムリリースです。


SIBERIAN NEWSPAPER「HISTORIA★SIBERIANA」
2010.11.03 Release! 2,800円
★購入はコチラ→amazon iTunes

 
SIBERIAN NEWSPAPER – Crossing the Tundra

3年ぶりか〜、長いような。その間もちろん何もやっていなかったわけではなく、むしろ活発に動いていたSIBERIAN。
HEP HALLは、ヴィヴァルディの名曲をアレンジした「四季」、絵本を楽曲化した「敬虔な幼子」「シベ三昧」、ほぼ一日中演奏した「ZOOBERIAN」と次から次ととんでもない企画を共有してきました。だから彼らのことを忘れる時間なんてなかったけど、音源はまた別。とにかくファンにとっては待ちに待ったアルバムです。
*iTunes Music Storeでは先行ダウンロード販売をしてます→コチラ

事務所でタダ(無料)コーヒーを飲むアモリさんに、新しいアルバムの話などをきいてみましょう。


HEP:
『ASIATIC SPY』『COMICAL SALUTE』ときて、今回は3枚目のオリジナルアルバムですね。なにかコンセプトはある?これまでとの違いとかオススメとか。

Amori:
コンセプトはありましたよ、これまでの自分たちの音楽をもっともっと
純度を高めて、より伝えたいことの精度を上げようと思いました。
ストーリーといった感じのコンセプトはないんですが、
これまでとの違いでいえば、素直さが出ているアルバムになってると思います。
四季のアレンジや、ゴーリーの絵本の楽曲製作なんかでつかんだ、
アイデアとかユーモアとか、そういった前作からこれまでのあいだ、
実験的にしてきたことの集大成になるようなアルバムにしたいなと取り組みました。
でも、意識的にそうしたというよりは、メンバーみんなの意識のなかで、
そういったことを共通して持ってたと思います。

たしかに。「素直」ってキーワードがすごくよくわかる!
新しいアルバムを聴いていて、なんでこんなにスッと音が入ってきて、でもBGMって感じでもなく、ムリがない感じなんだろうって。私自身が素直になったのかなって勘違いした。

SIBERIANは歳を重ねるごとに音も落ち着いていくかななんて勝手に予想してたけど、ロック力も増してるような気もする。使っておきながらなんやけど、シベリアンに『ロック』というのも、ほんとはあんまりしっくりきてないなぁ。

いや、ロックは難しかったので、これまでロックしようにもロックになってなかったんやと思います。
そういう意味ではボクらって「ロック=格好いいもの」っていう、ありきたりの考え方にも嫌気がしてたし、ロックとはこういうビートであるみたいな学識的な解釈の仕方も退屈だし、自分たちのなかでロックとは?という明確な概念がなかった気がするねんな。

「格好よければなんでもいい」っていう考え方をボクらは受け入れられずに、一瞬立ち止まってしまうタイプなんやわ、
「なんか、その通りのいい言葉に誤魔化されてるぞ・・・」ってね。

感覚的なことを正確な言葉や表現で伝えずに、認識することを捨てて
安易な解釈をするんは麻痺以外のなんでもないからなって考えます。
ようやく自分たちでロックを出来るようになったんかもしれません。
ああ、ロックってのはこういうことなんだ!ってね。
今もようわからんけど。

しかしアルバムリリースまでに時間あったね。イイ変化ありました?

うん、行為の前に精神的修養が必要なバンドなんで(苦笑)
でも、そんなことが大して必要ないということに気づいて、早速とりかかった作品かな。
お客さんも周囲の人もレコード会社の人も出したらといってくれたのも、大きかったりします。
他のメンバーはどうか知らんけど、ボクは面倒くさがりやから。
自分の生きてきた、当たり前の選択肢とかそういう細かい部分から
変化させていかないと、新しい曲なんて書けません。

いつもはコーヒーだけど、紅茶から1日スタートしてみるとか、そういった些細な一粒を寄せ集めたらサハラ砂漠の砂紋のようになり、今までと違ったものになると考えてます。
面倒くさいでしょ(笑)

最近いいライブ見た?いいCDでもいいし。

見つけた!なにを!永遠を!
ってなランボーの言葉のような巡り合わせはなかったな。
一曲一曲なんかの単位では好きな音楽とかあるんだけど、多分、質問の質量に比例するような出会いはなかったな。そういう意味では音楽的な触発は個人的に少なかったと思う。
他のメンバーとかは色んなことを知ってるけど、ボクは全然ついていけてないね。

アモリさんはよく美術館に行ったり、突然旅行してたり、と音楽以外のところからの吸収が大きい感じするね。
じゃ、最近楽しいなって思うことは?

なんだろうか、聞かれている楽しいとは少し違うかもしれないけど、
音楽を長くしてると、いつの間にか言葉よりも音楽のほうが正直な気持ちを
伝えられるような気がしてきてて、とても楽しくなってきてますよ。
案の定、錯覚かもしれませんが。

あ!楽しいことを探しにいくようにしています、自分で自分を楽しくしないとね。
人生の脚本家は自分なわけですから。

いつも楽しそうですよ。
あと、漠然とした質問だけど、これからのシベリアンはどうなりたい?

急に体を鍛えて、盾の会みたいにはなりたくないです。
いろんな人に愛着をもたれて、可愛がってもらえるバンドになりたいです。
なんか阪神タイガースみたいやな。

そうやね。SIBERIANのファンは最後まで見守ってやるぞ!って頼りがいがあるし、アタタカイ。ダメなライブをしたときはそれはそれできちんと腹たててくれそうだし。
レコ発ツアーが2011年明けからあるけど、どんな感じになりそう?

ツアーに向けては今も準備段階でまだなんともいえないんだけど、
何度も何度も、ろ過して純水99.999….%みたいな状態でツアーをしたいですね。

日本以外にも行くかもしれないっていう話しがあったりはするけど、
実際にはどうなんやろうって感じです。

あ、そうそう。堀江音楽祭とか年内にもたくさんライブをするよね。FM802のミナミホイールにも。
ミナミホイールの雰囲気はちょっと独特じゃない?あのお祭りでしかない雰囲気というか。お客さんもいいものをひとつでも多く見てやるって気持ちだから、やっぱりすごく盛り上がるし。そのlive感がすごく好きなんだけど、ミュージシャン側もブワ~っと心から湧きだす何かがある?

出ますねん、ちょうどミナホの折り返し地点みたいなところだね、
BIG CAT自体が久しぶりの会場だから、今から武者震いしてますよ。
ミナホの雰囲気は自分たちが参加するようになって好きになったかな、
フジロックもそうだけど、自分たちが蚊帳の外だったら、どうしても、
みんなが盛り上がってて面白そうなのに嫉妬してしまう(笑)
はじめてシベリアン見る人も多いだろうから、緊張しますね。

たしかに。はじめての人にぜひ見てほしいよね。SIBERIANって名前だけ知ってる、とかあのアイリッシュっぽいバンドでしょ、とか見てないけど雰囲気で知ってる気になるのもあるだろうしね。あと、どんなところでライブしてみたい?

気をつかわないところで演奏したいな。
演奏者も聴衆も、ずっと記憶に残るようなところで演奏したいです、
要するにボクらはずっとそれを求めているんかも知れんな〜。
・・・HEPでのZOOBERIANなんかもそのひとつになります!

あれれ、まとめられた感じ。じゃ、はなび行ってらっしゃい。
とにもかくにも!11/3。新しい音源、ジャケット、ライブ、全部楽しみにしてます。

<HISTORIA★SIBERIANA>
東名阪ワンマンライブツアー決定!
「HISTORIA SIBERIANA ONEMAN TOUR」
1/21(金) 東京 渋谷O-Crest
1/28(金) 名古屋 HEART LAND STUDIO
1/29(土) 大阪 心斎橋 JANUS
 あそびにきてね。


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