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【メッセージ】by楠野一郎

プロペラ犬は、女優・水野美紀と脚本家・楠野一郎の二人による演劇ユニットです。
始まりは約1年9ヶ月前、2006年の春。楠野が書いた一冊の脚本『マイルドにしぬ』
を水野に読んでもらったのがきっかけで・・・・と、つらつらと書き出したら死ぬほど長い話になるので、ざっくりはしょります。

と、いうわけで今、2007年の11月。ただ今稽古の真っ最中です。はしょりました。
水野と楠野の手の中にあったプロペラ犬は成長し、今まさに立派な成犬としてワンワンしています。ワンワンしています、ってそれだけなのかって話ですが、まあさしあたり現在はワンワンしてますとしか言いようがありません。ボキャブラリーがなさすぎてすみません。実は犬、飼ったことないんです。セキセイインコだけです。黄色いやつでした。名前は「黄ばみ」。姉のネーミングでした。黄色いからって。ひどい。

それはともかく。
そんなプロペラ犬ですが、最新稽古フォトが上がってきましたのでここに載せます。この稽古フォトから何か伝わるものがあるとすれば、
「なんで水野美紀は稽古場の入り口に挟まってるのか?」
「入り口に『稽古場』とだけ書いてある稽古場ってどうなのか?」
「そもそもこれは稽古中なのか?」等々。
まあどちらかといえば「何も伝わっていない」ほうに賭けますが。
それはそれで良いでしょう。この写真からさまざまなことを勝手に想像してください。それが観劇です。家に着くまでが遠足だとすれば、チケットを買ってからが観劇です。いや、もっと言ってしまえば、チケットを買うかどうか迷っているところからすでに観劇は始まっています。
「水野美紀と河原雅彦というキャスト」から想像される何か。
「入江雅人演出」から想像される何か。
「二人芝居でオムニバス、らしきものという枠組み」から想像される何か。
「水野美紀が自らリスクを背負って立ち上げようとしているという情報」から想像される何か。
そんなこんな、まだ「何か」としか言いようのないものがあなたの想像力のフレームにひっかかったなら、それはすでに「プロペラ犬」の観劇が始まっているのと同じこと。
つまりあなたは、すでに「マイルドにしぬ」を見ているのです。驚きです。見てないようで実は見ている、見ているようで実は見てない。いわばデジャブ!に、似たようなもの!!!

ですが。
劇場に足を運んで、実際に見てみたらもっと面白い、とプロペラ犬は想像します。

(プロペラ犬・共同主宰兼作家・楠野一郎)


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