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【イベントレポート】HEP HALLからの脱出2─再び閉じ込められた人々は、いったいどうなったのか?
この部屋はとても不思議だ。まるで時間が過ぎていかないような感覚になる。部屋にはさきほどから妙な男がふらふらしている。彼は何をするでもなく、ぼんやりと誰かの命令を待っているかのようだ。そう彼は待っているのだ。すべての命令が余白なく下されることを。私は動けない。私は漢字遊びに興じている。ここはまぶしすぎる。闇を作り出すためにはどうすればいいだろうか?私は動けない。私は動けない。あの本棚に赤い本が入れば、私はまた姿を現すことができる。しかし、私が動き出すためにはいくつかの奇跡が必要だろう。誰か、誰か、私を助けて。
気がつくとあなたは、こんなメモを手に、たくさんの人と一緒に椅子に座っていた。
前面には幕とその前に頑強な柵が、またベルトコンベアらしきものがある。
ほうき? 金庫? 黒いボード? 机の上にマイナスドライバーと何かの台紙がある。とそこへ一人の男が登場して、一言告げる。
「あなたたちはこの部屋に閉じ込められました。いくつもの謎を解き明かし、最期の鍵を見つけなければここからでることはできません。制限時間は60分。ではスタートです。」
↓続きます!